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ひきこもり家族支援プログラムのモニター経過①

  • 2024年7月1日
  • 読了時間: 4分

本日は、ひきこもりの家族支援プログラムのモニターとして参加していただくことになった田中さん(仮名)のご子息のこれまでの経緯と現在の状況について伺いました。

Q.ひきこもりになったきっかけとどんな状況だったかなど詳しく教えてください。 15年くらい前、高校2年生に上がったタイミングで学校に行かないと突然言い出しました。 学校でイジメにあっていると告げられました。 先生に相談し、なんとか1学期は通いましたが、夏休みが明けて、初日に教科書をゴミ箱に捨てられるという事件で限界に達しそのまま学校を休むようになりました。

Q.どこかに相談などはされましたか? 精神的にかなり不安定な様子だったので、知人に紹介された大学病院を受診するように本人に勧めて、1~2年通院しカウンセリングなどを受けましたが カウンセリングではほとんど何も話さず、死にたいということがあったと先生から報告を受けていました。 様々な検査を受けて、発達障害の可能性もあるから専門病院を受診するように言われましたが、なかなか予約がとれなかったり、本人に発達障害の可能性があると伝えることができなかったこともあって受診には至りませんでした。 このときはまだ、しばらく経てばまた学校に行けるようになるだろうとか、どこかで軽い気持ちを抱いていたのかもしれません。 その後、知人から別の病院を勧められたこともあったが、かかりつけ医からは、若いうちは薬を飲ませるのが良くないと言われ何を信じたらいいか分からなくなりました。

Q.子供のころはどんなお子さんでしたか? 保育園時代からずっといじめに合っていましたが、お友達と楽しそうにしていることもありました。 イジメられると反応するタイプだったので、いじめる方は面白かったのかもしれません。 小学校に入ってからも、性格や外見のことでからかわれたりしていたようです。 中学校でも、ものを取られるなどのいじめにあい、先生も味方になってくれないどころか、相手の味方をしていることもありました。 勉強どころではない学生時代でしたね。

Q.学校に行かなくなってからの様子はどんな感じでしたか? 4,5年は荒れてましたね。暴言を吐いたり、被害妄想がひどくなった時期もありました。 試行錯誤しながら数年が過ぎて、ある出来事をきっかけに部屋からほとんど出てこない時期が2年くらい続きました。 その期間は親の支援プログラムのようなものを受講して学んだことを実践したりしていました。 2年経って、またある出来事がきっかけとなり、部屋の外には出られるようになりましたが、一人であまり外出はできない状況は続いています。

Q.現在の様子や困っていることについて教えてください。 一緒にお買い物に行ったりすることはできるようになりました。今は一人でパソコン関連の勉強などをしていたり、そういった類の本をよく読んでいるようです。 白黒思考なので、発想が極端なところがあって困ることがあります。 一番困っているのは本人に言ってあげたいことがあっても言えないことです。 言葉に敏感なところがあるので、うまく伝えられるかと不安になったり、また状況が悪くなってしまうのではないかとか、部屋から出てこなくなってしまうのではないかなど、色々考えると怖くて何も言えないんです。 外で自分のことを話されるのがすごく嫌なようなので、ママ友達にも会いにくくなってしまいました。 今は、いじめのトラウマから解放されて少しでも楽になってもらいたいということを一番強く思っています。 もっと早い段階で発達障害の診断を正式に受けることができていたら、今、必要な支援や制度を適切に活用できたのではないかと後悔しています。

ひきこもり家族支援についての詳細は下記よりご確認ください!

家族支援はじめます!~家族もセルフラブが絶対必要~ | いろどり西横浜 (irodori-lt.co.jp)

 
 
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